藤原です。

透明醤油ってご存知ですか?

文字通り、
透明のお醤油。

先日、
たまたまMr.マンデーを見ていたら
特集されていたんですよね。

透明醤油について。

透明醤油ができるまでの経緯を話すと
めちゃくちゃ長くなるので割愛しますが、
透明醤油ができるまでの過程は
マーケティングの勉強になります。

あなたもご存知の通り、
醤油は黒いです。

それが常識ですよね。

ちなみに
僕は刺身や寿司が好きです。

刺身や寿司を
醤油につける瞬間が好きです。

醤油をつけた時に
黒く光る感じもいいですし、
口に運ぶまでが
ワクワクするからです。

想像しただけでも
たまりません。

しかしデメリットとしては、
服につくと厄介ってこと。

透明醤油を作ったメーカーさんは
新しい醤油を作るために、
透明な醤油はどうか考えたらしいんです。

それでママさんにリサーチしたところ、
「汚れない醤油があればいい」
みたいな結果が出てきたんですって。

その方向性で
醤油を作ったら大当たり。

さらにウケが良かったのは、
レストラン。

なぜなら、
素材の彩りを損ねることが
ないからだそうです。

その上、醤油の味も活かせる。

それで海外からも
注文があるみたいです。

もともと年間1万本を
目標にしていたのが、
今では50万本も売れるほど
大ヒット商品になっています。

ただ、この醤油を作るまでも
反対意見が多かったそうで、、、

「透明な醤油を作ったら
 他のメーカーに笑い物にされる」

「黒いからこそ美味しいんですよ」

などの意見があったみたいなんです。

それに透明な醤油を作れることは
どこの醤油メーカーも知っている
という意見もあったそうです。

この話を聞いた時に
シュリッツビールの話を
思い出しました。

シュリッツビールは
市場で第8位でした。

業績アップのために
クロード・ホプキンスという
マーケターを雇うことになりました。

クロード・ホプキンスは
ビール業界では当たり前だった
ビールを醸造する際の工程を
前面に押し出すことで、
トップになったという話があります。

業界の常識は
お客さんにとっては新鮮な話となり
購買を決定づける要因になるかも
しれません。

これは僕たちも同じで、
自分にとっては当たり前のことも
人から見るとめちゃくちゃ
魅力的だったりします。

そのことにいかに気づけるのか。

起業成功には
それが不可欠だと思っています。

セールスコピーライターも同じ。

セールスコピーライターを目指す人は
ライティングのスキルだけで
勝負しようとします。

でも残念ながら、
ぶっちゃけライティングの
スキルだけでは稼ぐことは
できません。

なぜなら、
所詮セールスライティングは
売上アップの1つの手段でしか
ないからです。

そのことが腑に落ちると
収入は一気に上がります。

逆にスキルばかりに固執すると
ま〜ったく収入は上がりません。

僕が2年半で2万円しか
稼げなかったのも
そのせいですからね。

僕たちはクライアントに
どんな価値を提供できるのでしょうか?

ライティング以外に
あなたの当たり前になっている、
他の人にはないスキルで
クライアントさんに
お役に立てることはないですか?

クライアントは意外なものを
求めていたりするので、
ぜひ一度考えてみてください。

(株)FJC代表
藤原由基

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