余裕のないカッコ悪いおっさん

藤原です。

今、新幹線で横浜に向かっています。

通勤ラッシュの時間帯だったので、
電車には人がたくさんいました。

そして、電車の乗り換えで
歩いていたんですが、
自分の進路を絶対に譲らない
おっさんがいました。

進行方向は同じなんですが、
自分はこの道を歩く!と思っているのか、
僕がその道に入ったら
ぶつかってきたんです。

これ、前にもあったんですよね。

たしかに、
僕はキャリーケースを持っていますよ。

人よりも幅をとって
歩いているかもしれません。

それに人には人の考え方があります。

だからおっさんからすると
人に道を譲るなんて男のすることではない、
というプライドを持っているのかもしれません。

男になんてなおさらだ!と。

僕は違います。

僕は荷物をたくさん持っている人がいたら、
その人を優先しようと思います。

だから僕の中では自分の進路に
自分よりもたくさんの荷物を
持っている人がいたら、
譲ろうと思います。

だから、そのおっさんのことを、

「なんや、コイツ」

と思ったわけです。

それで
そのおっさんの顔を見てみたら、
めちゃくちゃだるそうなんです。

その時に思ったのが、
朝からイライラしてんのかな〜
って。

やりたくもない仕事をするために、
行きたくもない会社に行くために
朝早くに起きて「眠いな〜」と思いながら、
満員電車に揺られる。

もしかしたら
朝から奥さんにうっとうしい一言を
言われたのかもしれません。

そのおっさんには
何が起こっているかはわかりませんが、
きっと人に意地悪したくなることが
あったんでしょう。

もちろん
人の幸せは人によって違います。

なので、
その人が幸せなら問題ありませんが、
僕の幸せの形は全く違います。

どんな人物になりたいかの
理想もあります。

そのおっさんは
僕の理想とはかけ離れた
絶対になりたくない人物像でした。

でも、僕もおっさんの気持ちも
わかるんですよね。

僕も大学を卒業していて2年間は
サラリーマンをしていましたから。

やりたくもない仕事をするために、
行きたくもない会社に行くために
朝早くに起きていました。

たいして能力も実力もないのに、
愚痴ばっかり言っていました。

今思うと、
本当にヤバいやつだったと思います。

それから12年。

セールスコピーライターとして
活動しています。

セールスコピーライターに
なってみて変わったことは

やりたくもない仕事をするために、
行きたくもない会社に行くために
朝早くに起きて「眠いな〜」と思いながら、
満員電車に揺られることは無くなった
ということです。

嫌な上司に指図されることも
なくなりました。

もちろん、
たまにはやりたくない仕事もあります。

でも、人間関係のストレスは
ほぼゼロ。

遊び呆けられる
お金を持っていないので、
まだ働きまくっていますが、
それも楽しかったりします。

会社員として働く上で
抱えていたストレスは
ほぼなくなりました。

僕はセールスコピーライターになって、
それが本当に良かったことです。

そのおかげで
奥さんにも、家族にも、他人にも
優しくすることができています。

仕事はプライベートにも
影響を及ぼします。

だからこそ、
しっかり向き合うべきだな
と思いました。

(株)FJC代表
藤原由基

■追伸.

たぶん、イラついているおっさんも
イラついているな、
と思われているとは思わないでしょう。

自分のことは
自分ではわかりませんからね。

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