藤原です。
ちょっと質問があるんですけど、
あなたはいつも決まった美容師さんに
髪の毛を切ってもらっていますか?
どうですかね?
僕は美容師の友人に
ずーっと切ってもらっています。
26歳か27歳くらいの時からなので、
8年間ずっと同じ人に切ってもらっています。
しかも月1ペースでいっていて、
毎回同じオーダー(笑)
というか、
友達も僕に何も聞いてきません。
なので椅子に座ったら、
髪を洗って、
カットして、
パーマして、
はい終了。
みたいな流れ。
ただ、これが
めちゃくちゃラクなんですよね。
僕は髪型にこだわりはありません。
短くて、鬱陶しくなく、
セットがしやすければ
なんでもいいです。
たぶん友達も
毎回ちょっとずつ変えています。
でも、僕は何も文句は言いません。
それくらい信用しているんです。
ですが・・・
実は今日ついにその友達を
裏切ることになります。
奥さんの後輩に
髪の毛を切ってもらうことに
なりました。
なぜ、後輩に切ってもらうかと言えば、
単純に友達との日程が合わなかったからです。
なので、友達を裏切ります(笑)
8年ぶりに違う人に
髪の毛を触ってもらうので、
ドキドキしています。
まぁ、僕の気持ちの話を
したいわけではなく、
この話の中で友達が犯した
ミスについて触れたいと思います。
件名とは関係ないのですが、
少しお付き合いください。
別に今後ずっと僕が奥さんの後輩に
髪の毛を切ってもらうことはありませんが、
少なくとも僕の友達は
今月2人のお客さんを逃しました。
しかも常連さん。
僕は奥さんと
一緒に美容院に行きます。
なので、絶対に2人一緒なのです。
友達割引をしてもらっているので
単価は安いです。
それでも売上を逃したことになります。
なぜ、そうなってしまうのか?
友達に休みの日程を変えろとか
そういう問題ではありません。
僕が言いたいのは、
なぜ来店時に
〜〜〜〜〜〜〜〜
毎回次の予約を取らないのか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということ。
来店した時に次の予約を取っていれば、
今日僕が奥さんの後輩に髪の毛を
切ってもらうことはありませんでした。
たしかにアパレルで働く奥さんと一緒なので、
奥さんの休みに気を遣うこともわかります。
でも、そんなことは関係ありません。
常連だから…
8年間毎月通っているから…
というのも関係ありません。
いかにお客さんに
ずーっと来てもらうのか?
ビジネスをする者であれば、
抜かりなく売上アップの施策を
実施すべきです。
そのための方法として、
毎回必ず来店予約をしてもらわなければ
いけないわけです。
これは美容師、整骨院、歯医者などでは
当たり前のこと。
なんだったら店舗ビジネスでは
次回来店する動機を作ってあげることは
必須のマーケティング施策。
おそらく、僕の友達がいる店舗は
他のお客さんでも初回来店した時に
次来店する動機を作る仕組みがないのだ
と思います。
そうなると
日々の予約もバラバラ、
売上もバラバラ。
個人オーナーだったら
毎日不安で仕方がないでしょう。
僕たちビジネスをする人間として
意識しなければいけないのが、
安定した売上を確保して利益を残すこと。
それはセールスコピーライターであろう
と同じです。
だから僕たちもリピートしてもらうために
クライアントさんに「動機」を
作ってあげないといけません。
あなたはリピートしてもらうために
何をしていますか?
毎月、毎年仕事をもらうために
何をしていますか?
もしそういう意識がなかった…なら、
クライアントさんが
あなたに仕事をお願いする「動機」を
作ることを意識してみましょう。
方法はひとつだけではありません。
いろんな施策を考えることができます。
他の業界でうまくいっている企業は
何をしていますか?
どんなサービスがありますか?
例えば、
回数券を売れば
客単価は上がりリピート率が
上がりますよね?
ポイントカードは
来店頻度をあげる効果もありますよね?
ソフトバンクは乗り換えキャンペーンで
短期間でシェアを取りましたよね?
さて、これらから
自分に取り入れられるものは
ないでしょうか?
ぜひ一度考えてみてください。
(株)FJC代表
藤原由基