歯磨きと同じくらい簡単に書く方法

藤原です。

僕は小学生の頃から高校まで
ガッツリ野球をしていました。

中学生の頃には
ボーイズリーグに所属して、
高校は推薦で大阪の浪速高校に進学。

推薦という形で進学しましたが、
野球のセンスや才能は
そこまでありませんでした。

が、守備は周りからも
指導陣からも
評価されていました。

特に高校の時は
守備の安定性は飛躍的に伸びた
と思います。

ただ、僕は精神的に弱かったので、
レギュラーを獲得するも、
すぐにベンチから外される結果に…

まぁ、それはさておき。

実は僕、中学の時は
そんなに守備が上手では
ありませんでした。

でも、高校では一気に伸びたんです。

一番乗っている時は
きっと部員数100人の中で
2番、3番でうまかったと思います。

では、なぜ、
そこまで自信を持てるようになったのか?

シンプルに

何度も何度もゴロをとる練習をしたから

です。

ノックでゴロをとる、
暇があれば壁打ちでゴロをとる。

しかも僕は壁打ちの時は
グローブを使うのではなく、
木の板でゴロを取る練習をしていました。

きっと毎日100球以上は
ゴロを取り続けていたと思います。

さらに基本的な動作を
何度も何度も繰り返しました。

そしたら、面白いことに
試合中は何も考えなくても
体が勝手に動くようになりました。

例えば、バッターが打つ前に
ボールが飛ぶ方向に
動くこともできるようになりました。

野球をやったことがない人にとっては、
何を言っているのか意味不明だと思います。

でも、本当なんです。

打つ前にボールが
どこに飛ぶかわかるんですよ。

このように僕たち人間は
基礎を繰り返し練習すれば、
その基本動作が洗練されて、
何かが起こる前に
予想して行動できるようになります。

これはライティングも同じ。

写経も最初は全く効果を感じません。

特に始めた頃はクソだるくて、
やっていると眠くなります。

そして辞めてしまいます。

さらには毎日3000文字の
文章を書こうと思っても、
全然手が動きません。

2時間、3時間かかってしまって
いつの間にか文章を書くことすらも
やらなくなります。

でも、やればやるほど
上達していきます。

写経をすれば、
売れるレターの流れがわかり
記憶に定着します。

その結果、文章を書く時には
その流れ通りの文章を書けるように
なっていきます。

また毎日文章を書けば、
だんだんと文章を書くのも慣れてきて、
1000文字を書くのが
歯磨きと同じくらい簡単になります。

それらを繰り返せば、
そのうち

「お〜!これは絶対売れるアイデアだぞ!」

という閃きが生まれるのです。

物事には正しいプロセスがあります。

だからこそ、
まずは基本を徹底的に身につける。

とはいえ、
僕もまだまだ基本が
疎かになる時があります。

だからこそ、
今も写経をしていますし、
定期的に過去に購入した
セールスライティングの教材を
見返しています。

高校野球で学んだことは、
基礎を繰り返すことの大切さ、
です。

僕は野球のセンスはありませんでした。

でも、ただ1つだけ能力がありました。

それは、

誰よりも多くの反復練習を
行うことができる
単純バカだったこと。

でも、
もともとそういう能力が
あったわけではありません。

高校野球の時に
レギュラーを獲得できるチャンスは
守備を極めることしかないと思ったので、
守備を極めることに集中したのです。

その結果が、
反復練習を繰り返すことでした。

何度も繰り返し
同じことをするのは
ある種の能力です。

世界を代表する
イチローもこう言っています。

小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道だと思っています。

僕は本当に本当に凡人です。

だから、小さなことを
積み重ねるしかありません。

もし、あなたも僕と同じタイプなら
人よりは少し苦労するかもしれませんが、
小さなことを積み重ねてみてください。

絶対に自分が
想像もしていなかったところに
いけますので。

(株)FJC代表
藤原由基

コメントを残す