昨日、キレそうになりました…

藤原です。

昨日は午後から
車の交通安全のご祈祷と
髪の毛のカットを
奥さんと一緒に行ってきました。

そして、その後は大阪の京橋で
ご飯を食べる予定だったんですね。

で、ご飯屋さんに向かう途中に、

「今日のお店はもう決まってますか?」

と、ご飯屋さんのキャッチに
声をかけられたんです。

いつもなら完全に無視をするのですが、
なんとな〜く返事をしようと思って

「はい、決まってます」

って言ったんですね。

それで

「どこですか?」

と聞かれたので、

「もう決まっています」

と答えたんです。

じゃあ、もう一回

「どこですか?」

としつこく聞いてきたわけですよ。

しつこいから

「いや、だからもう決まってます」

って言ったわけです。

じゃあ、向こうも
ケンカ腰の口調になったんです。

心の中では

「はぁ?このクソガキ
 なんでケンカ腰やねん」

と思ったんですが、
僕もいい大人なので
もう完全にフル無視しました。

めちゃくちゃ久しぶりに
イラッとした瞬間でした。

でも、よくよく考えてみれば、

「なぜキャッチの人に
 返事をしたのだろうか?」

とか、

「そもそもその前から
 ちょっとイラッとする
 出来事があったよな〜」

とか、

「もしかしたらマスクをしてたから、
 僕の発した言葉が
 相手にとってはイラっとする言葉に
 聞こえたのかもしれないな」

とか、いろんな要因が重なって
起こった出来事かもしれないな
とも思ったんです。

つまり、
自分の状況や考え方次第では
自分がただ未熟者だった可能性が
高かったんです。

これは僕の師匠が
常々言っていることなのですが、

「全ては現象でしかない」

という言葉があります。

目の前に起こっていることは
ただの現象でしかなく、
それに意味をつけるのは
自分次第ってこと。

良い解釈もできるし、
悪い解釈もできる。

例えば、
ミートソーススパゲッティーを
自宅で食べていて床にパスタを
バサっと落としてしまったとしましょう。

普通だったら

「うわ、最悪やん」

となるのですが、

「そういえば、、、
 最近床の汚れが気になっていたし、
 いっそのこと床掃除をする
 きっかけになった」

と捉えることができるかもしれません。

このように起こったことの意味づけは
自分次第。

昨日イラっとした時も、
僕の解釈次第ではイラっとすることなく
成長につなげられる出来事だったかも
しれなかったわけです。

で、これは補足になるのですが、
現象への意味づけはアメリカのマーケッターで
先生の先生と言われるリッチ・シェフレンが
マーケティングに応用しろと言っていました。

なぜなら、
マーケティングで見込み客に
どんな意味づけをするかどうかで
効率の良いマーケティングが
できるかどうかが決まるからです。

とはいえ、
この意味づけをマーケティングで
応用するのは難しいです。

でも、できれば商品を
より多くの人に自分の商品を広めることができますし、
成約率も上げることができます。

これはフレーミングという方法なのですが、
この考え方をあなたはどう活用しますか?

ちょっと難しいので、

「藤原さんはいったい何言ってんだ?」

となるかもしれません。

でも、これは頭の良い体操になるので、
今日はこのことについて
1日思いを巡らせてみてください。

ではでは。

(株)FJC代表
藤原由基

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