藤原です。
先日、スピリチュアル案件の
ミーティングを行いました。
そこでいろんなお話を聞いたのですが、
強烈なパワーワードを聞きました。
それが
「強制終了」
強制終了は僕のイメージで言えば、
ゲームなどでなかなかクリアできずに
ムカついたら電源を切るみたいな
イメージです。
クライアントさんは
その表現を日常で使っていました。
その時、話していたのは
夢の叶え方について。
「みんな夢を叶えたいと思うけど、
ほとんどの人は変わろうと思っても
変わることをしないよね。
そして、変わるために
行動が必要なのはわかっているけど、
何もしない。
結果的に、ジリジリと終わりに近づき、
ある時いきなり強制終了を迎えるんです」
みたいな話を聞いて
まさしくそうだな、
と思いました。
僕で言えば、
無職になった時です。
それは突然やってきました。
正直、それまで僕は無職になるなんて
思ってもいなかったです。
次に働く場所は決まっていましたし、
32年間は可もなく不可もなくの
人生を歩んで来れていたからです。
でも、今思うと
予兆があったのかもしれません。
社会人になってから、
とくにスキルを身につけたり、
資格をとってきたわけでも
ありませんでした。
サラリーマンの時は
仕事をサボっていたし、
アパレルの時も頑張っている
フリだけしていました。
セールスライティングの勉強も
ただの自己満。
やっているようで
やれていなかったです。
でも、なんとか食っていけていて、
不自由もしていなかったです。
なので、僕はすっかり安心安全が
このままずっと続くと勘違いしていました。
そんな中、
いきなり無職になりました。
結果的には強制終了には
かろうじてなりませんでしたが、
諦めていたら
今頃はクレジットカードを使えず、
現金払いのみの生活だったと思います。
そして、奥さんとの
結婚もなかったかもしれません。
実家で暮らしながら、
恥ずかしい思いと後悔した状態で
過ごしていた可能性もあります。
クライアントさんの「強制終了」
という言葉と話を聞いて、
無職の時のことを思い出しました。
でも、これは僕にとっては
ある意味で大きな気づきでもありました。
なぜなら、
僕は追い込まれないとやれない、
と気づくことができたからです。
だから、僕は当時までとはいかなくても
基本的に自分を追い込むようにしています。
そうすると
やるしかないからやるのです。
それに無職になって
「来月食っていけるのか？」
そんな不安を抱えながら
夢でもお金の不安に押しつぶされる。
それで、うなされて
2時間おきに起きる。
ご飯はヨーグルトスプーン2口と
レーズンパン半分。
休憩なしで
朝から晩まで営業をしながら、
パソコンに向き合う。
集中できなくなっても
お金がないからカフェに行くこともできず、
ずっと同じ場所でパソコンと向かう1日。
あまりにもお金がないから、
食費を浮かせるために、
実家に逃げ帰る。
そして、その時も親には
状況を話すことができず、
しかも嘘をついて平静を装う毎日。
絶対にあの時に戻りたくありません。
こう思うことができるからこそ、
僕はあの時に無職になってよかった
と思っています。
でも、日本人はそうならないと
わからない人がたくさんいる気がします。
日本は世界的に見てもかなり安全。
危機的状況に陥ることは
ほとんどありません。
そしてちゃんとやれば仕事もあります。
それは日本自体も
急成長してきたからこその
状況なわけです。
が、ここ数十年、
日本の国内総生産はほぼ横ばい。
他の国は今もなお伸びています。
このことから
日本の成長は止まっていて
他の国との力は広がっていたり
縮まったり、追い抜かれたり
しています。
それに加え、人口減少とインフレ。
この辺りの情報に関しては、
会社設立をしてから興味を持ち出したことなので、
僕なりの意見があるわけではありません。
しかし、日本の状況は
ますます悪くなっていく可能性が
非常に高いと言う人がたくさんいます。
つまり、僕たちが生きてきた
数十年間とは全く違う環境になる
可能性が高いということなのです。
これまでは
のほほんと過ごしていても、
生きてこれたかもしれませんが、
これからそうはいかないかもしれません。
もちろん、未来のことはわかりません。
でも、本当にそうなったら？
僕が強制終了しかけた時よりも
巻き返すのが難しくなる可能性があります。
だから、今からやるしかありません。
強制終了は突然やってきます。
・クライアントからの
契約打ち切りの宣告
・クライアントの倒産
副業をしている方なら、
・本業で解雇宣告
・給料・ボーナスカット
プライベートなら
・大切な人との突然のお別れ
などなど。
ただ、こう言っても
人間はなかなか変わらない生き物。
僕は強制終了しないと
わかりませんでした。
でも、あなたには
強制終了を味わってほしくありません。
なので、是非とも今日から
何があっても大丈夫なように
行動していただきたいと思います。
明日突然、強制終了したら
あなたは耐えられますか？
(株)FJC代表
藤原由基
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