藤原です。
以前、こんな質問をいただきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マーケティングが
まだよくわかっていない
と感じています。
どうやったら
マーケティングの考え方について、
学べますか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日はこの質問に対して
回答したいと思います。
そうですね〜、、、
マーケティングって
ムズイんですよ^^;
何がムズイのか?
とくにマーケティングを
学び始めた時はそうなんですが、
定義がはっきりしていないからです。
それにマーケティングは
抽象的だからです。
そのため
やるべきことが明確でないから、
何をやっていいのかわからないんです。
ただ、マーケティングが
何かを表しているシンプルでわかりやすい
有名な言葉あがあります。
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『マーケティングとは
セールスを不要にするものだ』
by ピーター・F・ドラッカー
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少し話が脱線しますが、
この言葉はピーター・F・ドラッカーの
本には書いていないそうです。
僕は全ての本を
読んだわけではないので
真実は定かではありませんが、
誰かがこのような解釈を
したんじゃないかと言われています。
まぁ、ここではそれが重要ではなくて、
マーケティングをシンプルでわかりやすく
表現した言葉なのは間違いないので、
引用させていただきます。
この一文を言い換えると、
セールスしなくても商品やサービスが
売れる状態を作ることが
マーケティングになります。
ということは、、、
セールスを不要にする活動すべてが
マーケティングになるんですね。
そしてマーケティングで
最も大事なことは
戦略を考えることです。
売りたい商品が
・適切な人に、
・適切なメッセージを、
・適切なメディア
で届けるにはどうしたらいいのか?
これを決めること。
これを決めなければ
絶対に売れないからです。
戦略が決まれば
戦術を決めやすくなります。
例えば、王道の戦術が
・集客→広告
・教育→ステップメール&動画
・セールス→セールスレター
ですよね。
これが無料のSNS集客だと
戦術が変わります。
さらにSNSも
どの媒体を使うかでも
変わってきます。
そして、肝心なのはここから。
マーケティングは
魔法ではありません。
戦略を考えて、
戦術を組んで実行したからといって、
絶対に売れるわけではない。
目的は『セールスを不要にすること』
なのですから、
最終目的を達成するまで
戦略または戦術を最適化していく。
これこそが
マーケティングです。
だから、商品・サービスを
セールス不要にするために
何をすればいいのかを考え続ければ
自ずと答えがわかるようになってきます。
ただ、注意しなければいけないのは、、、
セールスを不要にするためには
見込み客のことを知らないと
難しいということ。
マーケティングをやっていると、
商品をどう売ろうか?
にフォーカスしてしまいます。
でも、商品・サービスが売れる時は、
見込み客が抱える悩みや問題を解決できると思って、
これを手に入れなければいけないと思った時。
だからセールスを不要にするために
必ずやらないといけないことは、
見込み客を理解することなのです。
そして、そのマーケティング力を
上げるためには何をすればいいのか?
売れている商品やお店に行ってみて、
その理由を自分で考えてみることです。
飲食店なんかはわかりやすいですよね。
食べログの点数が3.5以上あるだけで、
良い店舗かもしれない、と思えます。
さらに百名店に選ばれていたら、
行ってみたい憧れのお店として見てしまいます。
そして、お金と時間を作って
お店の予約をする。
しかも、
予約もすぐに取れないようになっていると、
期待値はどんどん高まっていきます。
でも、実際に
ご飯を食べてみると味は普通で、
店員さんの接客も良くない。
これだとリピートはありません。
新規客を捕まえるマーケティングは
成功しているかもしれませんが、
大きな利益を生むリピートの
マーケティングには失敗しています。
このように日頃からこの商品やお店は
なぜ売れているのかな?
と1つ1つのことを分析してみると、
マーケティング力を高めることができます。
もし少しでも参考になったのであれば、
今日からすぐにできる訓練なので、
ぜひ試してみてほしいと思います。
ではでは。
(株)FJC代表
藤原由基